箱ひげ図 作成ツール - 四分位数・IQR・外れ値を自動計算
数値データを貼り付けるだけで、箱ひげ図、5数要約、四分位範囲(IQR)、1.5×IQR基準の外れ値候補をまとめて確認できます。 成績、売上、測定値、アンケート結果などの分布を平均値だけでなく「中央値とばらつき」で見たいときに使えます。
箱ひげ図を今すぐ作成
1行に1グループ入力できます。「クラスA: 62, 70, 78」のようにラベルを付けると複数グループを比較できます。 ラベルなしの場合は1つのデータセットとして扱います。
箱ひげ図プレビュー
データを入力すると箱ひげ図を表示します。
5数要約と外れ値判定
| グループ | 件数 | 最小値 | Q1 | 中央値 | Q3 | 最大値 | IQR | 外れ値候補 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| データを入力すると結果を表示します。 | ||||||||
箱ひげ図とは?まず何が読み取れるか
箱ひげ図は、データの中心、ばらつき、偏り、外れ値候補を1枚で確認するための統計グラフです。 箱の中の線は中央値、箱の下端は第一四分位数(Q1)、箱の上端は第三四分位数(Q3)を表します。 Q3からQ1を引いた値が四分位範囲(IQR)で、中央50%のデータがどれくらい広がっているかを示します。
平均値だけを見ると、極端な値に引っ張られて分布の実態を見誤ることがあります。 箱ひげ図では中央値とIQRを中心に見るため、外れ値がある売上データ、点数分布、処理時間、測定値の比較に向いています。 複数グループを横に並べると、どちらのグループが安定しているか、片側に偏っているかも判断しやすくなります。
| 見る場所 | 意味 | 判断の例 |
|---|---|---|
| 中央値 | データを小さい順に並べた中央の値 | 中心の水準が高いか低いかを見る |
| 箱の長さ | Q1からQ3までの中央50%の広がり | 箱が短いほど中央付近にデータが集中している |
| ひげの長さ | 外れ値候補を除いた端の範囲 | 片側のひげが長いと分布の偏りを疑う |
| 外れ値候補 | Q1 - 1.5×IQR未満、またはQ3 + 1.5×IQR超の値 | 入力ミス、特殊ケース、重要な異常値を確認する |
箱ひげ図の作り方と計算手順
- データを小さい順に並べ替えます。
- 中央値(Q2)を求めます。データ数が偶数なら中央2つの平均を使います。
- 中央値より下側のデータからQ1、上側のデータからQ3を求めます。
- IQR = Q3 - Q1 を計算し、外れ値候補の境界を Q1 - 1.5×IQR、Q3 + 1.5×IQR で確認します。
- 外れ値候補を除いた最小値・最大値をひげ、Q1からQ3を箱として描画します。
Excelの箱ひげ図とこのツールの使い分け
Excelでも箱ひげ図は作成できますが、表の整形、グラフ挿入、軸やラベル調整が必要です。 このページは、数値を貼り付けてすぐに5数要約、IQR、外れ値候補、読み取りポイントを確認したい場面に向いています。 最終的な資料作成ではExcel、PowerPoint、BIツールに転記し、初期確認や授業・レポートの検算にはこのツールを使うと効率的です。
| 方法 | 向いている用途 | 注意点 |
|---|---|---|
| この箱ひげ図作成ツール | 貼り付けデータの即時計算、外れ値確認、複数グループの簡易比較 | 高度なデザイン編集や社内テンプレート適用には向きません |
| Excelの箱ひげ図 | 社内資料、レポート、他の表やグラフとの組み合わせ | 四分位数や外れ値表示の仕様を確認しておく必要があります |
| 中央値計算ツール | 代表値だけを確認したいとき | 分布の形や外れ値候補までは図で確認できません |
入力データと外れ値判定の注意点
件数が少ないデータ
5件未満でも計算はできますが、箱の形だけで分布を判断するには不安定です。少数データでは元データも必ず確認してください。
外れ値は削除対象とは限らない
1.5×IQR基準は確認候補を出す方法です。入力ミスなのか、重要な特殊ケースなのか、業務や調査の文脈で判断します。
平均値との併用
箱ひげ図は中央値中心の見方です。平均値も必要な場合は、平均値計算ツールや標準偏差計算ツールで補助指標を確認してください。